はてな年間100冊読書クラブ16・17冊め
- 作者: 綾辻行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: 単行本
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いや、立てて装丁を長めて楽しんでました。
雰囲気を楽しむ一冊といえましょうか。
最近私の綾辻さんの作品の読み方は全体にゴシックホラーな雰囲気を楽しむという風になっております。
以前は雰囲気はもちろん意外性とかが楽しかったのですが、最近意外性があんまりない気がする・・・
それはあたしが読みなれたせいだとは思えない気がするなぁ。
最後はなんか、後味わりーなー
悪いというかなんか、食べたりないけどお代わりもいらない…みたいな感じ?
でも好きだ。
これ読んだあと「最後の記憶」をおもわず拾い読みしてしまったもの。
暗黒を読み返したいんだけど、なかなか体力がない。
「月館」も雑誌では完結したそうで、そちらの刊行を楽しみにしています。
- 作者: 有栖川有栖
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2002/07/12
- メディア: 文庫
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山伏がバーで語る冒険譚を、客が聞いて推理する話の短編集。
山伏が答えを知ってる(用意してる?)のが新しいというか。
個人的にはあんまり入り込んで読めなかったので、解決編を読んでもぴんとこないものが多かったです。ちゃんと読めよ。でも入り込めないものをちゃんと読んでもなあ。
やっぱ山伏っていう設定があれだったんだろうか。
図書館でもずっと借りるの後回しにしてたものなあなんとなく。
でもちょっとしたところに有栖川さんの遊び心を垣間見れてにやっとしました。
最後の博士のやつは文庫になる前どういうトリックだったのか気になるところです。
文庫版でもちょっと納得は行かなかったですが嘘か真かわからない世界の話なので。