はてな年間100冊読書クラブ20、21冊目
- 作者: 有栖川有栖
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/05/16
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (67件) を見る
アリスの個人的な思いも入り混じってまたよかった。
密室も、驚かされる系(?)のとりっくで好きでした。
Yのヤツは、既読。途中までなんだったか忘れてたけど、火村先生の度胸(?)に感服。
首のヤツは、確かに生首にきいてみろを思い出しました。
でも生首のトリックとかわすれてしまったし、首をもってった理由もなんか考えそうなかんじでよかったと思います。
アリスシリーズは、アリスのくだらない突っ込みあってこそだなぁと思いました。
- 作者: 麻耶雄嵩
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/07/07
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 304回
- この商品を含むブログ (217件) を見る
他のミステリーランドはヤングアダルトの棚にあるのに、これは普通のとこにあった。
だからみつけられなかったのか。でもこのミスなどでも上位に選ばれてた作品だったから、単に貸し出し中だっただけかも。いろいろなところで好評なようだったので、とっても楽しみに読みました。
以下、少々のネタバレを含みます。
これは確かに子供に一番読ませたくないミステリーランドかも。
「神様ってほんまにおるん?」とか聞かれたらこまるしな〜(そこかい)
でもこういうのを読んでいろいろ話をするのもいいかも。親としてもいろいろ考えるだろうし。
子供時分に読むにはちょっとトラウマになるかも知れんけど。自分が子供のときに読んだら・・・って考えると…まあ今読んでよかったとおもうけど…これに関しては。
子供の王様よりヤバイとおもう。とくに最近は。あたしはどっちも好きですが。
最後…気持ちいいほどに後味悪かったです。
一人称っていうところがポイントですね。
それとも私が気づいてないだけで明確な答えがあったりするんだろうか?
けっきょく神様はなんなのかとか…犯人は誰だったのかとか…なんの答えもないですよね。
名探偵がいて謎解きをして犯人が自供して云々かんぬんという流れではないので本格?っていうかんじはしますが、各所で好評価を得ているのも分かる気がします。
○○ごろし(別にネタバレでもなんでもないが個人的感情により打てないこの言葉)ということで、熊の場所(だったかな)を思い出しました。けっきょくそちらの犯人はアレだったわけですが、この法則性も舞城的自己主張動機かなって感じた。
あぁ…話の中のこととはいえかなしい
天体観測で癒されよう。(結局そこに戻る)