きげきひくひきげき
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2004/08
- メディア: 新書
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回文がキーワードになるミステリ。
えらいこと無理矢理回文出してる印象。
でもこんだけの回文作ったのかな。参考文献から拾ってきたのかな。
どっちにしろすごい。
推理小説としてはあんまりどうだろうという感じでしたが。
栗田陸っていう人が出てくるんですが、くりた陸っていう漫画家を思い出しました。
あの人も回文だったんだなー
↓私の気に入った回文↓
「うかつだ榎木津礼二郎。路地入れず木の枝使う。」
榎木津礼二郎をフルネームで使っていてかつ、その光景が目に浮かぶのがすごい
「あれ喰えよ、エクレア」
無意識に言いそう。なのに回文という感動。
「36×84=48×63」
ちゃんとあってる!!
「失せました。いかがいたしませう」
旧仮名遣いがよい。これも自然。
ちなみに私が作った回文で一番気に入ってるのは、
妹と「阪神回文」を作って遊んでた時にできた
「山や桧山や桧山や」
―――お粗末さまでした。